空き家ビジネスの参考になりそうなビジネスアイデア

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本サイトは空き家所有者の方向けに、既存の空き家の選択肢やまたは使えそうな情報をお届けしています。それによって少しでも空き家に対する選択肢を増やして貰うことを目的としています。

今回は、少し毛色が異なりますが、空き家所有者の方でも10人に一人くらい「空き家活用ビジネス」などを考えていらっしゃる方もいるかもしれません。そんな方のために、空き家をキーワードに空き家を活用したビジネスや起業をするならということでアイデアを考えてみました。

空き家のリフォーム業

空き家に限らず、建物リフォームということで中古住宅(新築でなければ中古なので)のリフォーム等は活気づいていると聞いたことがありますが、情報をきちんと確認したほうが良さそうです。空き家のリフォームとは、いわば賃貸向けに貸し出すとか、新たに自分で住むというニーズがあって意味があります。

よって、リフォーム業のために、設備投資や技術投資などを考えると素人が簡単に手を出せるものではなさそうです。ただ空き家に関して言えば、所有者に支払える予算があまりないため、低コストでの空き家リフォーム業という枠組みはあっても良さそうです。先回紹介した0円リノベならぬ空き家一括借り上げサブリースというモデルもその課題解決になっているからです。

ただ市場としてはレッドオーシャンで大変な印象です。ゴールドラッシュで儲けたのはジーンズ会社というように、リフォーム関連資材や人気のデザインやインテリア提案などコストをかけずに出来る支援周りが賢いビジネスとなりそうです。

 

空き家管理業

既に大手から中堅までの企業が参入しており、レッドオーシャンのイメージがあります。空き家に対して、所有者からプラン毎に適正管理を代行するビジネスです。通風や通水、掃除、庭の雑草取り、ポスト郵便物の回収、ご近所への挨拶等などがパッケージとなっています。あなたが頼みたいと思うサービスを自分で作ることで新しいビジネスチャンスになるかもしれません。

空き家管理業の課題は一件あたりの単価が高くない最高で1万円程度であり、安いと3000円月額程度で、あとはオプションを積んだり、または本業のバックエンド商品につなげるということでしか収益を上げづらいといえそうです。グループ会社などであれば販売部門等に相談を促すなどもあるでしょう。

空き家管理自体において、物件が良くなることはないということをプロから聞いたことがあり、実際はそうだと思います。つまり、空き家管理代行は、空き家所有者の近所への配慮であったり、または選択の先延ばしに過ぎないということです。つまり、管理業のパイが増えれば空き家問題が大変になっていることになるので、単純に管理先のお客さんが増えればいいというわけではなさそうです。

中古住宅販売

リフォーム業と合わせ技なのですが、家を売りたい人から買い取り、それらをリフォームし、販売するという付加価値をつけて売るというところが受けているようです。言われてみれば普通ですが、これらはやはり大手よりも中堅企業が向いているかもしれません。例えばカチタスという会社が面白そうです。

 

個人で行う空き家再生業

こちらはリフォーム×転貸的なビジネス。空き家をほとんどコストをかけずに賃貸できるのかが疑問だが、実績があり面白そう。この村上さんの真似をどこまでできるかと、その行動力が可能かはやはりビジネス的な意気込みになりそう。家賃は折半するということ。

 

書籍ではamazonレビューにおいて宅建法違反などという指摘も多く、昨年出版の本だがどうなっているかは不明。どちらにせよ抜け穴や抜け道をやると批判されますし、現実的には確かに個人で「滞納」のやりとりは大変なので、おそらく目利きでそれをしない人を入れていくという個人スケールの感覚が必要なんでしょう。

 

空き家マッチング

空き家データベース自体を売るのはなかなか至難の業ですが、それらをうまく活用しながら関連したビジネスを作るのがうまいといえます。

うるるは自社の抱えるクラウドソーシングスタッフを活用して空き家情報を集めています。

 

 

ビジネス的には空き家情報の概要をアップロード。それらを見た人で例えば不動産業者が買い取る。優先権などがあったりで1枚数百円からという形だったと思います。クラウドソーシングをうまく活用したビジネスですね。

 

ナビットの場合は、クラウドソーシングとほぼ同義ですが、SOHO調査員を使って物件調査をするということですね。

 

 

自販機設置ビジネス

自動販売機自体はありふれたものですが、設置できるスペースを持っている空き家所有者が嫌でなければ検討しても面白そうです。ゴミがあふれたり、そもそも自販機会社の「リサーチ」上、設置出来ないケースもあるとは思います。

その場合自主管理として、中古自販機を購入して管理しても面白そうです。当然ですが、所有空き家ノ前にどれくらい人通りがあるか、気にされる方だと近所の目が気になるということもあるようなので一つの選択肢としてあるといいですね。

これらは空き地などの活用提案ではわりと入ってくる選択肢ですね。とはいえ大儲けとうことはなくて、月数万円の手取りなどでお小遣い程度にはなりそうです。ただ空き家管理が1万円程度はかかるということから相殺できるとなると、実質無料で空き家管理が出来るということにもなります。こういう経費的な見方は観点として欲しいところですね。

 

自治体向けビジネス

自治体業務支援

ゼンリンは、自治体支援プロジェクトと題して、自治体業務支援を行っています。その中で空き家支援というところで、空き家調査を手がけてたりとぐいぐいきてます。

 

 

空き家所有者向けビジネスは不動産活用ビジネスとなりあまりアイデアが膨らみづらいですが、法人や自治体等組織向けのビジネスとすると広がりはまだまだありそうな気がします。というよりも、自治体だけでやれることは少ないのが昨今だと思います。

 

自治体向け広告代理業

株式会社ホープは、自治体向けの財源確保として、例えば広告枠を作成して掲載料を確保したり、広報紙などをデジタルアプリとしてそれに広告を掲載するなど自治体向けとしては多くの実績があります。普通の民間法人向けであればいたって普通になりがち、というよりも一般的には広告代理店的なビジネスになるわけですが、自治体向けとなると大手広告代理店に出せるフィーも計上しづらいでしょうし、そういう枠組みになってくるのかなと思います。

 

この自治体向けビジネスを真似するのは大変ですが、自治体向けに自社や自分の持っているリソースを使って提供できないかというのは良い視点だと思います。

 

空き家調査

自治体向け業務支援という枠ではありますが、多くの自治体は入札ということで空き家調査や空き家計画の策定を民間に業務委託することがあります。調査、または自治体でのやりとりから指名競争が多い気がしますので参入が難しいとは思いますが、一つの切り口としてありそうです。

 

まちづくり

まちづくり自体はビジネスになりづらいですが、例えば空き家所有者としてはまちづくりが活発な地域において活用事例として使って貰ったり、NPO等とのコラボレーションからあまり費用をかけずに対応が出来るという見方も出来ます。もちろんそれらを保証するわけではないですが、色々な地域=自分の所有空き家エリアであればこちらから団体に連絡をして話していくのもありだと思います。

MADcityの以下の記事では空き家を活用した事例を紹介しています。こういった事例はたくさんあるのでさらに調べてみてもいいと思います。お近くであれば迷わず見に行ったり、連絡を取っても面白そうです。

システム開発ビジネス

いわゆるITシステムの開発や製作、運用保守等を行います。例えば、空き家バンクなどは空き家データベースが必要ですがそれが数件なら不要なデータベースも、頻繁に更新があったりどこでも更新したり、情報項目を増やしたりなどのデータベースシステムを販売するというのが基本となりそうです。

 

データベースは様々な形があり、価格も機能も多数ある気がします。それらを最適なものを選ぶということでも価値が出そうですね。

 

未来予測

例えば、既存データベースから5年後、10年後の空き家対応状況をGISから算出したり、人口統計の予測データから予測するというものです。未来予測は精度もありますので参考程度でしょうが、人工知能がどんどん使われていくと、人間の行うべき業務もロボットが変わって出来ることもあり、すなわち業務コスト削減になっていくことも考えられます。その場合に使えるGISやロボットや人工知能を提案していくのはビジネスになりそうですが、早すぎるとよく分からない印象になりそうです。

 

おわりに

空き家の場合、空き家という物体を眺めていてもあまり良いアイデアは出てきません。

例えば、空き家×所有者の悩み、とあればぱっと思いつくものがあると思います。要するに何かしら空き家と組み合わせて考えるのがオーソドックスで発想しやすいです。シェアハウスなども空き家シェアハウスとすると、空き家をDIYしたり自由に使って原状回復しない形での物件をレンタルできたりするとまた面白いシェアハウス事業となると思います。

また空き家のサービスとしての管理や賃貸という部分でなく、空き家の情報や管理の前に行う営業、自治体などで抱えている課題を先に提案していくことでビジネスのきっかけが生まれそうです。

気になったビジネスやアイデアがあればぜひ調べてみて下さい。

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