空き家解体時における廃棄物(ごみ)の処理に注意

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賃貸アパートなどの空き家を取り壊すとなると、建物解体業者さんにお願いすることになります。今回は空き家解体時におけるゴミをどのように扱うかについて説明致します。

解体業者さんは一般ごみを処理できない

解体業者さんは、産業廃棄物処理の許可を都道府県知事又は特定市の市長から受けている業者です。

その産業廃棄物の処理業者さんに、建物解体のついでに、アパートの入居者が置いていった家具等も一緒に処分して欲しいと依頼したのですが、「家具等の家庭ゴミは持っていけない」と言われました。

家具等の家庭ゴミは、産業廃棄物ではなく、一般廃棄物となるため、その処理は、一般廃棄物処理業者の担当になるためです。

一般廃棄物の処理責任は、地元の市町村になります。よって、家庭ゴミの処理は、市町村から許可を受けた業者(一般廃棄物処理業者)が市町村からの委託を受け、処理することになります。

一般ごみ(家庭ごみ)は一般廃棄物処理業者に依頼する

賃貸アパートを取り壊す場合で、家庭ごみが残っている時には、市町村の環境課等に確認する必要があります。市町村によっては、異なる課の担当となっている市町村もありますが、環境課が多いです。

そこで市町村から許可を受けている一般廃棄物処理業者の名簿等を確認し、一般廃棄物処理業者に家庭ごみの処分をお願いすることになります。名古屋市の場合であれば、許可業者(一般廃棄物)との契約から収集までの流れを見ると、許可業者一覧が出ています。現時点で34事業者があり、いずれかにお願いすることになると思います。

解体手順としては、原則、家庭ゴミがなくなった後に、産業廃棄物処理業者さんに、建物の取り壊しをお願いすることになるわけです。多少の残置物は、産業廃棄物処理業者さんも自社の仕事が進まないので、処理してくれるケースがあるようです。

空き家解体も手順を踏まえてする必要がある

産業廃棄物処理業者も一般廃棄物処理業者さんも、お願いすれば費用がかかることになりますが、部屋に残され古くなったクーラー等の電気製品等を無料で処分してくれる業者さんがいます。

回収したクーラー等が、その後どの様になるのかは知りません。しかし、私が関わった建物の解体に際して、所有者の方は、まずクーラー等を回収してくれる業者さんに連絡し、その後一般廃棄物解体業者さんに、さらに産業廃棄物解体業者さんにお願いするスケジュールとなった形です。

空き家の解体において、廃棄物(ごみ)の処理も簡単ではありませんね。

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