空き家管理サービスを比較検討するサービスを調べてみた

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空き家管理サービスを手がける会社はたくさんあります。

提供するサービス事業者の本業や立場が異なるので比較検討されたい方は結構いると考えられます。そこで考えられるのは、空き家管理の比較検討サービス。以前、空き家解体業者の検討記事を書いてみましたが、今回は空き家管理サービスの比較検討について書いてみます。

空き家管理サービス業者はどれくらいある?

このデータは不明です。分かりませんという報告も心苦しいので推測していきましょう。ある資料では全国の不動産管理会社は8万ほどあるようです。空き家管理ではないが管理業務をメインにやるのが管理会社です。よってこのうちの1割も参入していればいいほうかなと思います。ざっと8000社。

各地で空き家管理士であったり、空き家管理に関連したネットワークや協会が設立されています。例えば、全国空き家管理促進ネットでは全国で13社が加盟?しているということになりますし、空き家管理舎パートナーであれば40社ほどとなります。日本空き家サポーターでは、全部見ていませんが都道府県でないところもありますが概ね1社は1都道府県にいるとして約40―50社あるといえそうです。空き家手帳の事業者検索では、タイプとして「空き家管理」があるのは約30社程度です。

これらは重なっているものはあまりないかもしれませんが、トータルでも100社程度しか確認できないといえます。一方、小さな個人で便利屋さんから、大手不動産業の不動産管理まで様々あります。どちらかといえば比較検討サービスはどちらかといえば中小企業向けのサービスかもしれません。

今後市場が伸びてくるとは思いますが、実際管理業の相場も安くて3,000円/月程度でその場合外からチェックのみなどでしょうか。高くて1万円程度というところが相場かなと思います。これらを人が見に行く時点で交通費などの経費を考え、かつ時間数で概ね2時間かかるのであれば結構大変です。ビジネス的には実入りが良くないので、多くの企業は自社の他サービスの入口としてやっていると考えるのが自然です。

結論としては100社は最低あり、市場は伸びるので参入会社は増える。現在もそうですがコンプライアンスやどう管理するかの品質などのルール作りがどこかが固めていくと思いますし、国交省などの国からルール作りを補助するかもしれませんが、一先ず伸びていくといえそうです。

空き家管理比較サービス

ここでは空き家管理会社などのサービスでなく、それらを比較検討するサービスを調べてみました。

空き家管理費用比較君

シェアリングテクノロジー株式会社が運営するサービスです。この会社は生活110番など日常生活支援ポータルを多数手がけているので、その一つといっていいでしょう。気になるのは年間3万以上とは空き家管理サービスの問い合わせ数ではなく、この会社の全体の見積もりであるのでちょっとやり過ぎ感の印象です。登録されている空き家管理会社はブラックボックスなので、見積もりをして返ってくるという意味では一般的な比較見積もり一括サービスといっていいでしょう。

ビジネスサービスという意味では24時間サポートはかなりきついので、空き家管理サービスだけで人がいるのではなく他のサービスが多数あるため出来る方法といえそうです。

空き家管理比較.com

こちらは運営会社を調べるとサイトを確認できなかったのと、それ以上にサイト自体のコンテンツとして掲載会社もないのでリンクをしていません。こういうサービスもあったということで、気になる方は各自調べてみて下さい。

アキサポ

株式会社イッポメが運用するサービスです。ですが掲載数がほぼないのと更新情報等からおそらく2015年9月リリース後、そのまま放置しているのではないかと思われました。8社程度の登録はあります。このサービス自体シンプルで面白いとは思いました。

空き家管理比較サービスを調べて分かったこと

ポータル的なタウンページサイトは存在する

実際にはタウンページ型で業者リストを出すだけのサービスもありますが、空き家管理というよりも紹介ポータルであり今の時代にはあまり利用者メリットがないですし、そこから見積もり機能がなければ情報としてはいいがあえてそのポータルを使う人は少ないといえそうです。上のアキサポもそうかもしれませんが、空き家管理費用比較君はタイトルとは違い比較するというよりも、見積もり結果で比較するということなので少し利用者メリットが得るのが見積もりフォーム送信後に待つので遅めの印象です(もちろん多くの見積もりとはそういうことなのですが)

空き家管理比較サービスは少ない

他にもあるかもしれませんが、全国規模でないと数が少なくあまり検討する意味がありません。例えば都道府県に1サービスしかなければ比較というよりも探すという印象です。市町村であれば1800程度はあったと思うので各市町村に1は欲しい気はします。近隣エリアまで対応するので競争になりますし。

サービスが少ないのはおそらくこれから整備されていくからでしょうし、空き家管理自体をそもそも頼む人がそこまでいないのかもしれません。少しずつ啓蒙されて、本サイトの読者でもある空き家管理者や空き家オーナー、空き家所有者の方が使い始めることで、比較サービスも盛り上がってくるかもしれません。

リロケーションなど業界の言葉で説明されていることもある

これ自体は副産物に近いことですが、空き家管理といわずに長期留守宅管理とか、リロケーションという言葉で説明されることもあるようです。これは空き家というよりも文字通り転勤などの長期不在時の対応ということですが、くくってしまえば空き家管理です。

リロケーションで調べると、ブログですが、リロケーション評判.comのようなサイトは出てくるわけですね。空き家管理よりも市場価値が高いものや不動産会社が行っている転勤や長期外出向けサービスかもしれませんが、このあたりも今後整備されて分かりやすくなるかもしれません。

おわりに

今後は地域ビジネスとして、新聞配達や牛乳配達やクリーニングやスーパー等地域密着型のビジネスとして、根強く成立していくかもしれません。しかし大手サービスや全社均一のチェーン系サービス例えば、QBハウスのような1000円カットなどのように均一サービスが出てくるとまた違った競争が生まれそうです。生まれるかどうかは分かりませんが、可能性が全くないわけではないはずです。

地域ビジネスとして面白いのは、例えば東京に今はいるが北海道の空き家が心配という場合、東京の事業者でなく北海道の事業者が有利です。よって、都心部では確かに戸数等は数値は多いのでしょうが、必要なのは地方などから出てきた都心生活者でかつ空き家を持っている方というところになりそうです。そういう意味で都心部に在住しているから都心部で認知されればいいというよりも、都心部で認知してもらいながら地方でサービスを提供できるか。

例えば私が東京在住で、北海道の札幌に空き家を持っていれば、「空き家管理 札幌」と入れるので、札幌の事業者しか見ないでしょう。東京というワードが出てこないことがポイントかもしれません。また価格帯としても東京価格でやるかはおいておいて、無駄に安くしなくても適正な価格で行うことが都心から見て安いと感じられるかもしれませんね。

空き家所有者の皆さんはどのように空き家管理サービスを検討されていますか?またそのあたりも考えていければと思います。

 

 

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