空き家所有者になる前から知っておきたいサイト

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空き家問題は非常に大きな課題であり、社会問題となっています。

国家や行政等の都市計画や住宅開発等の大きなレベルから、空き家所有者が行うべきことまで様々です。本サイトは当然国の政策を変えよなどという政策の話ではなく、空き家所有者の立場から何が出来るかを考えています。

もちろん、国による空き家特措法が出来たことはグッドニュースですが、それにより空き家問題が解決するかはどうやら別問題で、まだまだ時間のかかる課題であり、長いつきあいが必要でしょう。

今回は、空き家所有者の立場として、空き家をどうしていくかを考えてみます。あくまで仮想ですが、考えていくことでヒントが見つかるかもしれません。

空き家活用ポータルに登録する

空き家活用ポータルというサイトがあります。株式会社うるるはクラウドソーシングサービスのシュフティなどを運営しており、それらの調査員パワーを用いて現地の空き家と思われる写真を撮り、情報を掲載しています。

 

現在、約7,000件の登録があります。これらは調査員が収集した物件です。空き家バンク物件は1,551件で、自治体等の空き家バンク情報を転載しているものと考えられます。所有者登録物件は約10件と寂しく、空き家所有者が自主的に登録をする人は相当少ない、全体の1%にも満たないということになっています。

このサイト自体は、空き家情報を掲載することで、空き家活用をしたい不動産会社等への情報提供をし、物件情報を売買する(5者まで購入可能、例えば1情報数百円、独占購入は数千円等)ことで収益を上げています。

所有者が登録するケースはレアケースですが、こういうところにまず登録することで、所有物件を公開していくことで、マッチングしていくのが一つかなと考えました。

他にもこういった空き家情報サイトはありそうだと思うのですが、意外にありません。空き家バンク情報でさえ、自治体が個別に取り扱っており、また情報量も少なく、更新頻度も少なく、情報がばらばらでまとまっていません。

民間の不動産会社からすれば、賃貸としては賃貸の借り手が見つかるか分からない、かつ物件が異なりすぎて大変であり、やはり空き家の数が少なく、手間だけかかってビジネスにならないのでやらないのでしょう。売買でも同様ですが、まだ売買の方がやりやすい気がします。とはいえ、簡単に売れるとか、どこでも扱ってくれるということではないでしょう。

空き家活用ポータル自体は、今年の1月から開始しているので、約半年で7,000件の登録されたことになります。都内を中心に、1年で約8万件の登録収集を目指しており、もっと今後登録件数は増えていくと考えられます。

今後うるる以外でもプラットフォームが出てくるかもしれません。少し違いますが、soho-styleを運営するナビットは、全国にいるSOHOワーカーを使った空き家現地調査メニューを提供しています。

こちらは法人向けで、空き家所有者が活用するわけではないのでしょうが、ナビットなども空き家活用ポータルのようなものを作ってくるかもしれません。他にもこういった情報を集めたり、情報からビジネスを作るような会社は参入してくるとさらに空き家情報が賑やかになってきそうですね。

 

空家・空地管理センター等のプロに問い合わせる

NPO法人空家・空地管理センターという団体があります。民間の不動産会社、管理会社等だと自社商品のサービスしか紹介しない印象があるので、中立的なところに相談したいものです。

 

また該当の自治体で、都市計画課など部署等は異なるでしょうが、空き家に関した窓口が設置してあるところもあります。その窓口に電話か直接相談してみることで情報を集めたり頭の中を整理していくのも有効だと思います。

愛知県であれば、あいち空き家管理・活用情報というサイトがあり、自治体窓口がまとめられていて便利です。他の自治体でも温度差はあれど似たようなものがあるはずです。

空き家の活用で社会的課題を解決するブログは定期チェックする

空き家は所有者からすれば唯一のものですが、それ以外の人から見れば、商品として使えるものか、活用などできそうかなど全く視点が異なります。プロのアドバイスは必要ですが、とはいえ判断をする自分です。所有者がどういう意図で何をしたいか、ある程度損失が出てもこれ以上の損失をしないための損切りをしたいのか。それとも、3年以内などの時間を決めて処分の方向でどうすればいいかを計画を立てていくか。

何にせよ、社会の動きや法律や今の人々のニーズをある程度知ることが大事になってきます。誰かが言っていたから、言われたからやったということでは、後悔をしてしまう確率が高くなります。また失敗だという場合のリスクヘッジやリスクを取る感覚も薄れて、悪い意味での他人任せになってしまうでしょう。

そういう意味で日々の情報収集やニュースを知ることは必須となります。またそれだけでなく、そこからどういう流れになっていくかを自分だけでなく、人の目を使って把握していくのも空き家所有者としては有効なやり方だと思います。

例えば、空き家の活用で社会的課題を解決するブログは、非常に多くの空き家に関するニュース、イベント、サービス等が紹介されており、チェックしておきたいブログです。上の記事は、大手企業が続々サービス参加という話です。社会的課題という意味では、ビッグイシュー基金が出している若者の住宅問題なども見てみると面白いかもしれません。例えば空き家を若者に貸し出すなどのアイデアが見えてきます。

一面から見るのではなく色々な方向から見る。少なくとも2視点から見る癖をつけていき、そこから立体的に情報や判断や選択肢を考えることが賢明だと考えています。

自分の課題や悩みは実は他の人も同じように抱えていることがあります。空き家所有者のためのサービスはもっと今後整っていったり、新しいものが生まれそうですが、それがまだまだ出てこないのはそういったアイデアやビジネスモデルなどがないからでしょう。少しでもそういった部分でお手伝いできるように、当サイトも情報提供をしていきたいと思っております。

まとめ

1つ目に紹介した空き家活用ポータルなどは今後件数や似たサービスが増えていくでしょうからそういうサービスを大いに活用していきましょう。2つ目の空家・空地管理センターなどの相談サービスは、これだけに限らず様々な団体がやっています。自分がよさそうだと思ったり、いきなり行くのはちょっとという場合は行政窓口にいくのが安心かもしれません。

今回は以上です。

 

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