築60年程度経過した建物を解体するときに出てきたものとは?

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建物を解体する場合、思わぬものが埋まっているケースがあります。今回はちょっとしたエピソードとしてお話しします。

築60年物件を解体するときに生じた問題

築60年程度経過した古い建物を解体することになり、見積もりをお願いすることになりました。解体業者さんからは、建物を調査し、解体費用の見積もりをいただくことになりますが、一つ問題が生じました。建物がある町は、湧き水等が多く昔から、池・沼が至る所にあった町なのです。近くに川も流れている。2m程度掘り進むと水がでる可能性が高いのです。

先人の知恵による地盤補強の工夫

先人は知恵がありました。地盤を補強するため、カラ松の木を杭として打ち込み、その上に建物を建てていたのです。古い建物であり、基礎等の図面はありません。所有者が、知っているのは、多分直径が25cm位で長さが5~6mとのことで、本数は判らないということです。

解体業者への見積もりは別契約として解決

更地化するには、このカラ松の木杭の処理も必要となります。これらの木杭を全部抜き取ることは大変で、水が出てくる可能性もあります。

そのため、概ね2mで切るというところで見積もりをしたいわけですが、本数が判らないので見積もりができません。そのため、建物の解体工事と基礎杭の処理を別の契約として進めることとなりました。

おわりに

解体工事においては単純に建物だけで見積もりが終わらないケースがあります。今回のように木杭がしっかりと打ち込まれていてかつそれらを抜き取るのも簡単ではないということですね。

古い建物の特徴としては、図面等もなく当時の記憶(所有者)に頼るしかありません。こういった古い建物の解体は心してかかりたいところですね。

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