地面師という不動産売買詐欺にご注意

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

地面師という言葉をニュースで見かけました。実際に言葉としては私は初耳だったのですが、調べると、不動産売買において例えば、その所有者と偽ってなりすまし(偽造印鑑や偽造証明書などを作る)売買をしてそのお金をかすめとるという手法です。

一見すると、そんなのさすがに騙されないのでは?と思いたいのですが、なんとプロが騙されてしまっています。地面師について少し調べてみました。

地面師とは

何か響きが格好いいと思われるかもしれませんが、ここでは単なる詐欺の通称です。地面師とは、

じめん‐し〔ヂメン‐〕【地面師】

他人の所有地を利用して詐欺を働く者。

コトバンクより引用

そのままですが、自分が所有してない土地をあたかも所有者かのように見せかける。そして見せかけたまま売買まで持っていくのが仕事ということです。もちろんだめですよ。

不動産のプロが騙されている

プロでも見抜けないというよりも、プロでさえ人の子です。人ですから、人の心理の甘いところを追求していけば甘言すら通ることもあります。ご用心! 不動産のプロまでダマされる「地面師」たちの手口では、6億5千万円という大きな金額の取引が詐欺だったという話です。記事では警察に訴えてその後は分かりません。

続編ではないですが、同著者により、テレビ・新聞が報じない「地面師詐欺」〜ついに明かされた驚きの手口もあります。どのように地面師が人を騙すか学ぶべきかなと思いました。オレオレ詐欺も役割やチームで行われ、圧倒的に落とせる、つまり騙せそうな人を騙してきます。ただ記事最後に、前編にも触れられています。

対策はできるか

対策ができるというよりも、そもそも気をつけるべき状況があるようです。それらに気をつければ万全というよりも、詐欺者が諦めるまたはこちらのケースのように逮捕協力となることもあるようです。現代の地面師の詐欺事件で書かれているのは、以下3点です。

「更地」で「決済を急いでいる」には気を付ける。

少しでも書類に違和感がないかチェックする。

売主の情報、取引の経緯、状況や側面調査から、「本人なりすまし」と見抜く

(上記サイトより引用)

実際に、週刊現代の記事もなぜか「急いでいる」というところと、「他の契約者」云々で、焦らせるトークがあったのでそこは人の心理を丁寧について来るわけですね。

書類の違和感自体はもはや人の目で見破れるほど(見破れるもがないわけではないでしょうが)のものはないと考えたほうがいいでしょう。つまり偽造書類も分からないとなると、最後の本人なりすまししているかもしれないというところを注視するしかありません。

人は何かお金を得たい、自分が得をしたいということを「口に出さなくても」思っていればその方向に誘導されがちですし、コントロールされます。そこでは強い意思や見抜く力が必要というよりも、そもそも怪しい話は怪しい人から発生すると考えれば、火がないところに煙は立たないということで、近づかないのが懸命でしょう。

おわりに

もちろん詐欺自体は進化し、いたちごっこは続きます。そういう意味でありきたりですが、普段から信頼が置ける人と取引をする、怪しい話に近づかないなどそういった心がけもある程度有効となるかもしれません。

少し気になってるのは、なりすまされた所有者側はたまったものではないですね。実被害が出るかが分かりませんが、自分が知らない間に何か進行している気持ち悪さは否定できません。空き家を放置してそこが荷物の受取場になるとか、そういった話に近いですね。

空き家自体の売買詐欺が横行するかは分かりませんが、詐欺が遠い世界の話ではないだろうということで紹介してみました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

RSSでもご購読できます。