空き家をロケ地活用できるロケーションフィットを調べてみた

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空き家活用法のアイデアを探している人が多いと思います。今回は、空き家をロケ地として貸し出すという記事があったのでロケ地貸し出しについて調べてみました。(参考にしたのはこちらの記事:空き家をロケ地として貸出す活用法 固定資産税を賄える程度の収入も

ロケ地プラットフォームの「ロケフィット」

LOCA-FIT

今までRS(ロケスタ)という名称だったものが、今年7月2日より「LOCATION FIT(ロケーションフィット)」に変更されたようです。

旧ロケスタ自体は2011年9月から始まっていまるようです。

登録件数は1,500件程度あり、件数が多い順に、住宅・マンションが23%、飲食店が13%、大型施設・景観が13%となって、これらでおおよそ半分を占めることになります。

会社の事業説明では、ロケスタは「普段は稼働している実店舗やスペースの遊休時間をロケ地として紹介」と書かれています。

住宅マンションではどういうロケ地があるか

ロケ地登録として住宅・マンションが最も多いわけですが(343件)、ただ東京を中心とした首都圏エリアのため、今の所全国のロケ地が検索できるわけではなさそうです。

しかし、全国という絞り込みオプションもあり結果一覧では、埼玉、沖縄、山梨、茨城、神奈川という5箇所のみでしたが確認できました。それにしても、爆破シーンもできるなんてすごいですね。(後述しますが、関東エリア外は登録受付は厳しいようです)

住宅のロケ地を見るとほとんど空き家というよりも、住んでいる場所をロケ地としても使っていいよという感じが多い気がしました。空き物件という意味での空き家は例えば【No.1409】 神奈川県 空き一軒家 3LDK 【平屋・庭付き・高台】のようなロケ地でしょうか。

そういう意味で空き家物件をロケ地として活用できるかというと、空き家という場面やシーンを撮りたいという撮影ニーズがどこまであるかですが正直分からないところです。

活用案としては面白いが登録できる人は限定的

一方で、zakzak記事では依頼はあっても年2,3件というところで、ロケ地として選択肢にはなるけれど、年に数万円になるかどうかくらいでしょう。しかもマッチングできたとしたらですから、なかなか気長に待つしかなさそうです。

それよりも問い合わせに対応したりの手間を考えたり、対応自体をどこまでやるかが分からない点が惜しいところです。

登録活用したい人はどうすればいい?

具体的には利用ガイドFAQを見てみたのですが、これらは撮影側利用者視点であり、ロケ地登録オーナーが何をするかがちょっと分かりませんでした。

ヘッダーに掲載希望の方向けのフォームがありました。これによると掲載料は無料で、また掲載の際には物件の取材をして確認するという形で手間がかかっています。また項目にある物件の種類では、賃貸入居者はNGであくまで所有者や管理物件ということになります。また、関東以外は難しいとあるので登録が厳しいでしょう。

また応募多数ということで登録依頼はあるけれど全て対応できず条件付きということのようです。種類からみると、住居、店舗、公共施設がメインとなるのかもしれません。

ここまでみていくと、

  • 東京または関東エリアに所有物件、管理物件を持っている
  • 住居である分譲マンション、管理している一戸建て、店舗など

に該当する人は試しても良いかもしれません。

おわりに

空き家をロケ地として活用というアイデアは面白いと思い調べてみました。確かにロケ地として利用したい撮影側は東京を中心とした一都三県であれば見つけられやすいかもしれません。一方で遊休空き家を活用したい人はそれらのエリアでなく全国にいるでしょうからそういった関東エリア以外にはおそらく対応してない(ロケ地の審査確認にコストがかかりすぎる、マッチング率が低くなるためだと想定されます)ことでしょう。

そうすると、都内など関東エリアに物件を持っているなどわりと限定的な人が活用できる選択肢ということになりそうです。さらにそういった条件をくぐり抜けても、審査の上なので掲載されるとは限らないことから、またさらにその上でマッチングして依頼がある件数も少ない(ロケなので)ので、思った以上に活用案としてはハードルが高い印象を覚えました。

ビジネス的にいえばマッチングプラットフォームとしてロケ地で関東エリアに限って運営していること、アナログに電話応対という点でハードルを設けることで本当にロケ地として使いたい人しか使わないというのがあるのではないかと感じました。そういう意味では他が参入しても遅く、真似しづらい、また運営会社はデジタル動画制作・運用の支援ツールを作っている点で関連性が高いという点も見逃せませんね。

とはいえ、選択肢としてそのような使い方もあることを知っておくとなにかに役立つかもしれませんね。

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日本ランドエンジニアリング株式会社では、数年に一度のペースで、名古屋中心部エリアの不動産状況を調べています。2017年度は変貌する名古屋5(2017年6月作成)を発行致しました。名古屋の不動産市場を見るデータとしてご活用頂ければ幸いです。

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1.建物の主たる利用別用途図(P.2-3)

2.建築中および5年以内に新築・建て替えられた建物(P.4-5)

3.既存および建築中ホテル(P.6-7)

4.所有権の異動(売買および相続)(P.8-9)

5.投資法人が所有する建物(P.10)

6.名古屋市中心部の状況(P.11)

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