大家さんが直接物件掲載できるウチコミが関西エリアに拡大。

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ウチコミ!というサービスが好調のようです。会員数は約2万人ですが、一般の人が対象でなく、物件所有者である大家さんがそれだけいるということになります。

東京中心で展開していたサービスが、関西エリアについ先日展開されサービスを開始したようです。今回は、ウチコミ!について書いてみます。

ウチコミ!とは

ウチコミ!は大家さんが直接物件を掲載できるサービスです。契約については、大家さんが契約をするのではなく、エージェントという不動産会社が契約します。

入居者はいわゆる仲介会社に払う仲介手数料(家賃1ヶ月分など)が不要で安くなります。大家さん側のコストとしては、契約時のみエージェントに支払う家賃1ヶ月分となります。ウチコミの費用について

ウチコミが生まれた理由

これらもサイトに載っているので詳しくみていきましょう。

初見では、スーモとかアットホーム等のサイトと何が違うかなどが疑問となりますよね。

AD(広告費)は入居者の負担に繋がっていますという記事では、広告費について言及しています。大手ポータルサイトでは、物件掲載数によって広告費用が決まるとあり、かつサイトが異なっても同じ仕組みなので、複数サイトに同じ物件が載っているのという話になります。そしてこの広告費自体を以前は家賃は初期費用(敷金礼金等)でまかなえたのですが、今では入居者の財布も厳しくなっているというのが状況のようです。

一般的な不動産サイトとの違いでは、図解で説明がされています。当たり前ですが、賃貸仲介会社は反響が良い物件とか、広告費が取れるところを優先します。ビジネスですからね。例えば大家さんであろうが私であろうが、多くのお金を出してくれる人を得意客とするのは常道といっていいでしょう。とはいえ、問題はこの不動産会社に依頼するしかない=ネットで募集するというところしかないのが課題と言えます。

つまり、大家さんが自ら行う、まさにインターネットが可能にしたわけですが、不動産会社の心理を回避できるとあります。確かにその通りですね。

大家側からの質問で、1ヶ月支払いは変わらないがメリットはあるか?というところで、仲介会社は大家側からは広告費として(これは仲介手数料はトータル確か1ヶ月分しか取れない決まりがあるので、でも名目変えてるだけというのがグレーなわけですね)とって、入居者からも半額か1ヶ月を取っています。よって、入居者視点なら家賃0.5ヶ月or1ヶ月支払うのか、それとも無料かなので違うということで、ウチコミにメリットがあるといっています。

対応エリアが拡大

関東エリアは、東京、神奈川、千葉、埼玉で、11/3より関西エリアで、大阪、京都、兵庫エリア(一部地域除く)というところで広がっています。名古屋圏に来るのは遅そうですが、都会エリアの空室対策としてこれから広がっていくことになるでしょう。同時に、大家さんで不動産会社に客付けをするものだという例から、大家さんが実際に掲載をしていくことで入居者とコミュニケーションする、いわゆる物件が見える形になっていくことが今後の流れとなりそうです。もちろんこれらはまだまだ小さい動きかもしれませんが、それによって仲介会社も幅が広がるのでやっているのだと思います。

プレスリリース等はこちらで確認できます。

関西上陸!大家さんが直接入居者を募集するサイト 『ウチコミ!』 11/3に関西エリアでのサービスを開始

ウチコミ!のビジネスモデル

ちなみに、このウチコミ!は仲介手数料も大家さんからエージェントに支払うだけなので、どこからお金を稼いでいるのかと気になった方も多いかなと思います。

不動産オーナーを目指すなら知っておきたい「ウチコミ!」の革命的なビジネスモデルでは、さらりとですが、

一言でいうと、「ウチコミ!」は「利用するエージェントから徴収する月額利用料をもとに運営する」というビジネスモデルだ。

(同上より引用)

とありますので、エージェント視点でいくと、収益は1ヶ月分いままでと同じようにもらえるが、ウチコミには月額利用料としてウチコミサービス利用料を払うということになります。いくらくらいかは分かりませんが、家賃の半分とかはさすがにないでしょうから、家賃の0.1ヶ月分くらいかもしれません。5万なら5000円ですが、それくらいで物件数に応じてとかでなく、1ヶ月利用できるなら使うエージェントも多い気がします。

また、第146回 コラボ企画『ウチコミさんとの共同セミナー』では、2015年8月のセミナーの様子なので少し古いですが、

成約すると大家さんが1ヶ月分の手数料を支払うシステムですが、手数料は内見・契約代行してくれた協力エージェントの不動産屋さんに支払われます。大家さんの登録は無料なので、アルティメット総研さんはどこで収入貰ってるの?と質問が出る程 (広告など他のところから収入を得るビジネスモデルで、大家さんから手数料を取る事は今後も考えてない様)

(上記より引用。太字は筆者注)

として、大家さんは無料は保ったままなので、やはりエージェントから利用料か、あとはこのふどうさんぽさんもやられているような「大家向け広告」としての広告費用などがあるわけですね。大家さんの管理画面に表示する広告メニューが、資料JPの入居者を募集している大家さんだけに接触可能な” 新しいクラスメディア『ウチコミ!』媒体資料では広告メニューがありますね。

そしてこういった仲介手数料を変えていくモデルは実は多いというか、既存プレイヤーと同じ事をやることでは意味がないので、そういったものが多い印象を受けます。ウチコミはビジネスをポータルサイトではありますが、大家さん直接掲載で大家さんからはお金を取らない。しかし、エージェントから月額利用料を取ることで成立させると。

これは、nomadなどは入居者向けですが、同じようなサービスで、仲介手数料を減らすことができます。昔はもっと月額有料サービスで1,2ヶ月で終わる感じだと思っていましたが変わったかもしれませんが、基本仲介手数料を安く抑えるというところですね。

こういった流れは小さい大きいにかかわらず利用者がしっかりいることから、一つの流れとなっていくことは間違いなさそうです。

おわりに

戸建て空き家、空室対策というところで、まとめてしまえばどちらも空き家オーナーになります。空き家を相続で取得した場合でも不動産投資をしたいわけではないとはいえその知識があればある程度出来るかもしれません。また賃貸マンションを不動産投資として経営されていても空室が常時あればそれで頭を悩ますことになります。

戸建て空き家ももしかしたらウチコミなどのサービスが効果を発揮するかもしれません。なぜなら不動産会社がやりたくないような物件は大家が直接できれば最初のステップが進むからです。もちろんどうすれば入居されるか、入居者であるお客さんが何を望んでいるかを考えていく必要はありますよね。

 

 

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