マイナス富動産を調べてみた

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空き家マッチングサービスとして、マイナス富動産というサービスがあります。リリースからしばらく経ったので改めて調べてみました。

マイナス富動産とは

不動産(ふどうさん)を、富(ふ)で置き換えた「 富動産 」という言葉がユニークです。しかも「マイナス」なので、購入者がお金をもらえるというニュアンスです。

マイナス富動産は、 全国空き家流通促進機構という一般社団法人が運営するサービスです。リリース記事(任売、再建築不可物件などの流通を促進)は2019年5月頃で、意外にももうすぐ1年というところです。中身を見てみましょう。

取り扱い物件は見られず

不動産自体は土地や建物など不動産中古マーケットで取り扱われないようなものが出てくると期待されます。

取り扱い事例はあるものの、物件一覧などは見つからない状態です。サイトでは、登録者はメール等で案件案内がされるようですが、ただサイト上で閲覧できないだけか、そのあたりは不明です。

現時点では、登録しないと情報が得られないのかなという推測です。

物件を買いたい場合は、メールアドレスを入力し登録をすることで、メールマガジン等に登録される流れに思われます。物件を売りたい人は、不動産情報を入れて登録する形ですね。

同リリース記事では、買い手登録者が400人いるということでしたが、空き家バンク等と同様で供給側が追いついてない(売りたい人がゼロではないが圧倒的に足りないなど)かもしれません。

費用感等

細かい部分はサイトを見てもらうとして、よくある質問を見ていきましょう。

掲載費用は無料とあるものの、原則として、掲載される物件は宅建業者の調査が必須という記述がありました。調査費用は5万円からとなっているので、実質調査費用がかかると考えるのが妥当です。

また売却等処分が進んだ場合、システム手数料がかかるとあります。他にも費用項目があるのでそのあたりはきちんと掲載されているので確認が必要でしょう。なお、システム手数料は、100万以下(マイナス100万から)で10万円というのはわかるのですが、他金額帯の記述は分かりづらいところです。おそらく、500万未満までが20万円、500万以上が額面5%ということかと思います。

注目ポイント

株式会社リライトの田中さんが代表を手掛けるため、実質リライトでの実績から、仕組み化が作られるというイメージです。一方で、家いちばの取り組みなどで明確になった「市場では扱われないマーケット」がどこまであるかというところでしょう。

具体的にリライトで扱う物件で難あり物件などは、調査段階や引き受けてどうかというところでは完全にボランティアのようです。その比率を高めることは現実的に難しいとなると、上で言うように「希望者」がいて欲しい、そこでお金も含めて良い売りてと買い手がマッチングできることがもっとできるはずだ、という仮説があると捉えています。

つまり、リライトだけでできているだけでなく、サービス化ができて、かつ一定の利用者がいて、さらにですが、関わる人(売り手、買い手)はもちろん、宅建業者、調査する人がメリットを享受出来る仕組みになっていけるかどうかです。家いちばの記事が面白かったのでこのあたりがデータとして出てきたり、良い意味でビジネスになりそうだという人が出てきて活気づくと良いところですね(家いちば オーナーチェンジで「空き家」が活性化

一方でサービスとしては、C向けのサービスとしては、物件情報という供給がなければ話が始まらないのでそこを待つというところになりそうです。

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