forMIRAI(フォーミライ)という山梨県に特化した空き家マッチングサービスを調べてみた

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空き家マッチングサービスは行政が行う空き家バンクなどが有名ですが、民間事業者が行うものはなかなかないというのが現状です。手間のかかる割に儲からないということの表れかもしれません。そんな中、今回は、山梨県に特化したマッチングサービスを見つけたので共有できればと思います。

山梨県に特化した空き家マッチングサービスforMIRAI

forMIRAI(フォーミライ)は、全国で山梨県が最も空き家率が高いという背景から、山梨県に特化した空き家マッチングを行うサービスです。

運営会社は株式会社SHOEIで、住宅や店舗設計からリフォーム等を行ういわゆる設計事務所といえそうです。

創業が1960年と古く、地元山梨のために何かできないかという思いを感じます。(参考:会社お知らせより)

特徴としては、空き家のマッチングとして、不動産仲介・売買として「売買や賃貸」というところよりも、マッチング後の設計やリフォームや改修などを自社ノウハウからワンストップで提供するということになりそうです。

使い方

あくまで山梨所在の空き家という前提です。

空き家を利用したい活用したい人は、相談フォームに記入して連絡します。空き家所有者側は相談フォームに同様に記入して連絡します。

マッチング自体は、運営側で両者の希望条件から調整していく、クローズドなマッチングとなりそうです。

もちろんこれだけでは全く分からないので、面白いのは「空き家物件」が掲示されているのではなく、「空き家希望者」の希望する種別、カテゴリ、エリア、広さ、用途、そして注目すべきは備考ですが、情報として掲載されています。

空き家所有者はすでにこの公開された希望者案件から相談することができるので、非常にスムーズかもしれません。

空き家希望者から始まるマッチングは流行るかも

この仕組みだけを見ると、ある種逆なわけです。先日紹介した「さかさま不動産」(さかさま不動産イベントに参加してみた)のようといって良さそうです。空き家希望者の用途であったり想いがあると、人ベースでつながりやマッチングが可能です。空き家所有者から見ると「お金」はもちろん大事なのですがそれ以上に「どういう人が使うのだろうか」がポイントなわけです。

今後このような仕組みが増えるかもしれないですし、非常にニッチな仕組みで回るかもしれません。

例えば、さかさま不動産は愛知県や東海エリアの先進事例として。ForMIRAIは山梨県事例として。全国に同じようなことを考えている人がアクションをすると、「逆モデル」が機能するかもしれません。アイデアに過ぎませんが。

他にも、ターゲットを絞っていくという意味で、移住定住という枠組みは居住者の制約もでてくるわけです。これは空き家バンクでも地方で移住定住モデルで成功しているところは、「移住希望者のケア」をして「空き家を手配」してというところで、さかさま的な部分が強く入っているはずです。希望者側の想いを行政受け入れ側踏まえつつ、地元住民や受け入れる側の立場もぶつけつつという調整ということですね。

移住スカウトサービスであるSMOUTも自治体側が希望者に声をかけるモデルだったりします。関係人口という指標をうまく出していると思う取り組みですが、こういう取り組みが広がっていくかもしれませんね。

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