今後の空き家対策に使えるかもしれない3つのアイデア

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社会問題である空き家問題を対策として何をしたらいいか。正解はないですが、今まで調べたことなどを元に今回改めて考えてみたいと思います。今後更に弾力的な考え方が求められそうです。

新築時などに解体費用を保留する

日本の住宅市場の特異性(上) 強い私権 空き家対策阻むにかかれていました。記事自体は海外の事例としてイングランドやデンマークの空き家対策事例が書かれていてとても興味深かったです。

その中で、私見とありますが、著者は「建築時に除去費用を第三者機関に信託する」というアイデアを提示しています。面白いですね。

新築信仰が強かった日本か分かりませんが、人は何か新しいものを買うときに積極的に「なくなる」ことを想像しないはずです。新車を買うときに壊れないために保険に入るのは考えやすいですが、廃車費用をキープするのはなかなか独特だと考えられます。

しかし、今やモノがあふれる時代で、廃棄物処理や不要品の処理はコストがかかります。勝手に土に還ってくれないわけです。仮に人がやるにしても解体スキル、解体する重機、解体する資格など人的費用がかかるため、プロが仕事としてやってるわけですね。

昔なら受けいられない考えだったかもしれませんが、今では極当たり前のように感じます。今後新築を建てること自体を制限しつつ、当然デポジットのように解体時を想定した仕組みが必要になりそうです。

新築権で新築時に金銭的負担を課す

どうする?日本の空き家問題!で書かれている「新築権」という考え方も面白いです。先程の解体費用のキープに似ています。

具体的には空き家所有者が解体費をかけて除却すると新築権が得られ、その新築権を開発業者(マンションデベロッパーや建築会社など)に解体費と同様の金額で売れば、確かに解体費で悩むことはなくなりそうです。

この考え方は、解体をスムーズにすることで似ていますが、実際は「新築時に解体費用を捻出する」というのでなく、既存で既に解体費用が捻出できない場合にも使えるのが面白いですね。

もちろん、新築を建てる業者が新築制限を受けているという前提なのでそこを共有できるか(新築を建てるのは自由だという主張などとすり合わせる)が鍵となりそうですね。

解体自体を面白く捉える

以前紹介した、家の葬式や棟下式など。空き家の解体を面白くするアイデアでは、家の葬式、棟下式が秀逸だと思っています。これら自体は、お金をかけていくというよりも(実際に企画の実行にはお金がゼロ円ということはないでしょうが)、既存の発想を変えるので面白いと感じています。

手間がかかるとか、解体にはネガティブなイメージがあるなかで、そういう機会を楽しく活かすのは今後の時代には必須かもしれないと感じました。

おわりに

空き家に限らず社会問題として認知が広がった問題を解決していくのはなかなか大変で、骨が折れる仕事です。こうすればいいと言えても言うは易く行うは難しですね。

とはいえ絶対不可能なことというのも稀ですから、諦めずに粘って一個ずつ課題を解決していきたいと思いつつ、本ブログを更新していきたいと思っています。

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