リライトは負動産を富動産に変えるプロ

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先回紹介したアットホームの100円別荘地を仲介するリライトが面白いでも書いたようにリライトの著書を読んでみました。非常に面白かったのでその簡単な感想とリライトの特徴を簡単に書いてみました。

売れない不動産はない

不動産という商品を扱う場合、自社または自分の経験やカンも含めてあらゆる知識や力が必要です。もちろん不動産に限らず商品を売るということはなんでもそうでしょう。

田中さんの著者「不動産相続対策 貰って嬉しい富動産、貰って損する負動産」を読みました。売れない不動産はないというメッセージが散りばめられていて、その専門性やスキルの高さも当然ですが、それ以上に利他的精神を非常に強く感じました。

負動産をうまく富動産にできるのがリライトであり田中さんというアピール本とも取れるわけです。しかし、実際にそこまで出来る人は今まで聞いたことがなく(少なくとも私は)、これから再建築不可物件等を専門に扱っているところを調べていこうと思いました。

人がやらないことをやる

著書の内容は、実際の相談事例をもう少し噛み砕いて説明しています。雰囲気としては、ホームページにあがっている相談事例でわかります。

多くの相談が他の不動産会社に「売れない」とか「扱えない」といって断られた訳あり物件です。訳ありとは何か理由があるということです。

それらで代表的なのは、接道されてない再建築不可物件が多いです。では再建築不可だから売れないかというと、ここからが知恵の見せ所なわけです。

商品として考えるとき、誰に売るか、誰が買うかを考えます。

再建築不可物件に対して価値を見出さない人、価値がないと考える人は「再建築をしたい」「新築を建てたい」という人でしょう。

逆に価値を見出す人は、再建築不可物件の課題や条件をクリアして一定の商品化が出来ると考えられる人です。

これは簡単に考えても高い専門性と企画力が求められ、かつ時間もかかるため、多くの不動産会社はやらないと考えられます。

例えば、未接道で建替えができない難あり物件を買い取ってほしい!などの事例はその難しさが感じられます。一度、買い取ってそこから再販する=商品化する仕組みがあるわけですね。

これは言うは易く行うは難しでなかなかできるものではなく、追随する業者は非常に少ないからこそ相談が舞い込むのでしょう。

随所に見られるお困りごとを解決する視点

短期的に考える対症療法でなく、長期的に根本から問題を解決していくのがリライトの手法といっていいでしょう。

諦めていたりどうしようもないと考えていた物件や不動産が処分できたりした人は笑顔になります。しかも売り主だけでなく、買い主も、また近隣や相談した仲介者、または一緒に仕事をする専門家も笑顔になります。

企画の基本といえますが、これほど忠実にWIN-WINが出来るのは素晴らしいわけです。

印象的なのは、売り主が良いと買い主も良い方という関係性です。結果的に、不動産を通して良い人達が集って次につながっていくのは読んでいてとても楽しい気分になります。

例えば、売り主の不動産を売って、買った人がいて、それで終わりでなく、その後もご縁があって続いていく形です。

何より、困りごとを解決してくれただけでなく、長期的な視点を提案しているので、リピートはもちろんファンが生まれ、また依頼をしたくなる、相談をしたくなるわけですね。

一読した感想は「田中さんなんていい人なんだろう」というのが率直な感想でした。

おわりに

東伊豆1円物件はオープンハウスという内覧イベントに変わりメディアも多数来ていたようです。東伊豆町の1円の別荘で韓国デビュー!?にて詳細があります。今後成約するといいですね。

不動産ポストという直接情報交換出来る掲示板もサイト内にあります。相談したい方はここを使うのもいいですね。

一連のリライトの動きを見て、非常に勉強になりました。今後再建築不可物件など難度が高いものはますます増えるでしょうし、それが取り扱える専門家はますます必要となるでしょう。

再建築不可や不動産会社に断られたなどの所有者は、一つリライトに相談するという選択肢が増えたとも言えます。もちろん、田中さんは一人なので対応の限界があるとは思いますが。

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